ボルダリングをするのにそろえたい道具

愛好者の多いフリークライミングですが、フリークライミングの中でも種類があります。クライミングの種類はロック(フリー)、アイス、ミックス、アルパインです。フリーの中ですと「ルート/ロープ」、「ボルダリング」、「スピード」です。ここでは、ボルダリングをするのにそろえたい道具についてご紹介します。

ボルダリングをするのに必要な道具

屋内のボルダリングジムで登る場合必要な道具は3点のみ

  • クライミングシューズ
  • クライミング専用チョーク
  • 動きやすい服

となります。更にこの3点の中のシューズとチョークに関してはレンタルがありますので、最初は特に何もそろえる必要がないのが、ボルダリングが始めやすい一つの理由になっております。しかし何度か体験し、この先続ける事を決めたのなら、上記の3点(シューズ、チョーク、服)は早めにそろえた方が、その後のクライミング人生も充実するでしょう。自分の道具で登る事はとてもモチベーションが上がります。実際の岩では命懸けの挑戦をする方もいます。そんな時、この少ない道具が信用できるかできないかが大きく成果に関係してきます。

屋外の場合は更に3点

  • クラッシュパッド(持ち運び可能なマット)
  • ブラシ(清掃用に持ち歩く)
  • 応急処置セット(爪切り、テーピングなど)

などが必要になります。他にもキャンプ用品でお湯を沸かせたりすると、自然の中でまったりコーヒーが飲めたりします。最近ではブルーシートなどをマットの下に敷くのに用意している人も大勢みかけます。イスやそのにも色んなアウトドア用品を用いて楽しんでいるようです。そのうちテレビやこたつを持ってくる人が居ないか心配です。エクストリームスポーツであるクライミングの基本は自己責任です。人の道具を使ってケガしたのでは責任を果たしていません。道具もできるだけ自分の物を使うのがクライマーとしての責任です。

シューズ/チョーク/服について

この3点セットは全て、アウトドア全般や山のお店、クライミングジムのショップなどで購入可能です。インターネットでも購入可能ですが、シューズに関しては失敗例が多々ありますので、実際に試し履きをしながら購入を健闘するのが一番です。

シューズ
最初に購入するなら初心者用の優しい形状とある程度硬いソールをオススメします。サイズはメーカーやシューズの種類によって感覚が違います。中上級者などは2〜3足くらいのシューズを持ち歩きますが、全てサイズが違う事などは良くある事です。

チョーク
まず持ち歩く為にチョークバックが必要です。置き型のチョークバックと腰に付けるチョークバックがあります。置き型は基本的にボルダリングに用いられ、腰に付けるタイプは登っている最中にチョークアップが可能なため、登っている時間の長いロープクライミングに用いられます。持ち運び時にチョークがこぼれない工夫などがされています。
チョークの粉自体は人それぞれ手汗の量が異なるため、自分にあったチョークをセレクトして下さい。売っている種類としては「チョークボール」に入っているもの、「ブロックタイプ」、「チャンクタイプ」、「液体タイプ」、「ゼリー状タイプ」などがあります。メーカーにより粉の細かさや入っている材料が違うなど特徴があるので、こちらも拘り自分のチョークを見つけると楽しくなります。最初に買うのでしたら粉チョークのブロックかチャンク、チョークボールなどがいいでしょう。

服については何でも有りなのがボルダリング。クライミングウェア専門のメーカーなどもあり、おしゃれで動きやすい服がたくさんあります。そしてクライミング専門ウェアはオシャレで動きやすく、軽くて丈夫ですので普段着でも作業着でも快適に着る事ができるます。是非クライミングメーカーのパンツなどを履いてみて下さい。そしてクライミングメーカーでない他メーカーの服で使えそうなウェアはどんどん取り入れて個性溢れるボルダリングライフを送りましょう。

クラッシュパッド/ブラシ/応急処置セット

クラッシュパット
外岩でのボルダリングは自前のマットを岩の下、墜落予想ポイントに敷き課題をトライします。マットは色んなメーカーから大きさ別であらゆる種類が出回っています。とくに決まりなどはないので、お財布と相談して安心でき、かっこいいと思うものを購入しましょう。基本的に中のスポンジが良く、外面の生地も良く、バックルなども工夫されているモノは高価です。自分の命を守る者ですので、余りケチるのはお勧めしませんが、いいマットを持ったところでケガがなくなる訳ではありません。ケガのリスクを減らすなら自分の着地能力や身体と心のコントロールを高めるのが一番でしょう。

ブラシ
課題をトライ中やトライ後につまったチョークを清掃するのに使います。岩の種類にもよりますが柔らかく岩を傷つけないものを選びましょう。基本的には豚毛、馬毛などがよく使われており、クライミングメーカーからクライミング専用に作られたブラシが売られているので、そちらをオススメします。

応急処置セット
大したものは必要ありません。指用と足首用のテーピング、爪切り、絆創膏くらいは持ち歩きましょう。あとリップクリームは指皮の裂けた部分に浸透させやすいので優れものです。指の大事な部分が避けた場合多くのクライマーはアロンアルファーで付けるという応急処置をします。医学的にはどうかわかりませんが、最後の手段として持っておくといいでしょう。あと処置には直接関係ありませんがヘッドランプを持ち歩いているとなんだかんだ役に立ちます。

札幌ロッククライミングやボルダリングジムをお探しなら、ウィップスをご利用ください。ウィップスでは、初心者の方でも楽しめるよう格安料金にて入門スクールを行なっております。ボルダリングに必要なシューズやチョークはレンタル可能です。また、ボルダリングのトレーニングをしたいという方におすすめの回数券やフリーパスなどもあります。是非、ご活用ください。