フリークライミングの体力温存テクニック

クライミングでは、多くの体力を使います。その体力の消耗を抑えながら登ることで、フリークライミングも長く楽しめます。体力温存のテクニックをご紹介しますので、フリークライミングの際にも是非ご活用ください。

1ムーブにかける時間を短く

1ムーブに時間をかけ過ぎてしまうと、体力の消耗が著しくなってしまいます。特に強度の高いセクションは、滞在時間が長ければ長いほど体力が失われてしまうものですので、素早く登ることが体力の温存につながります。フリークライミングでもタイムアタックをしたり、仲間とスピードクライミングなどで楽しみながら時間を意識して、体力温存できる自然な素早さを身につけてみてください。

無駄な足ブラ状態をなくす

足をはずした状態が長時間続いてしまうと、無駄に体力を消耗してしまいます。そのため、よっぽどのことがない限り、足を残しておくクライミングをしましょう。足を上手に残すポイントとしては、足使いを丁寧にするということです。また、体幹を鍛えることで足が切れてもすぐに戻すことができます。普段からこういったことを意識してクライミングしましょう。

負荷を分散させる

同じ持ち方ではなく、様々な持ち方をすることで負荷を分散させることができます。それには、ホールドの持ち方にぴったりな持ち方ではなく、あえて別の持ち方をして核心のために体力を温存するという工夫も必要になってきます。例えば、ポケットではできるだけ多くの指を入れたり、親指を有効活用したりするなどがあります。

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